代表者のあいさつ

 

 

COLOR AID の疇地 篤(あぜち あつし)と

申します。

 COLOR AIDの COLORは個性・自分、AIDは支援、といった意味があります。

私は過去に12年程、精神科病院と精神障がい者の社会復帰施設で働いていました。働く中で、

精神障がい者の方はいろんな要因が絡み合ってなかなか自信が持てなかったり、社会に馴染めなかったり、人と話す事が怖かったり、人の中にいる事だけでも汗が止まらなかったりする方を見てきました。本来は皆さんそれぞれに個性という良さがあり、社会で発揮できる力をもっていると思います。

私たちは、まず自分に自信を持ってもらう事でいろんな事に挑戦し、社会で発揮できる力を探せるような支援ができないかと思い、ボランティア団体を立ち上げました。私たちが行う支援はさまざまな成功体験や経験、コミュニケーションの考え方を通して自分を見つめ、自信をつけてもらう事です。その為に様々なプログラムを提供していこうと考えています。精神障がい者の方を対象としていますが、家族の方や関係者、その他の障がいの方も参加できるようなプログラムになっていますのでお気軽にご参加ください。

                                            疇地 篤  

 

 

 

 


      スタッフからのあいさつ

 

 

 


 

   みなさんは、「自分らしさ」や「役割」という言葉にどのようなイメージをお持ちでしょうか。私は、この2つの言葉をとても大切にしています。

    自分のことは、案外わかっていないことが多く、「ここが苦手。でも割りとこれは好き。」など日々発見ばかりで私自身もずっと模索中です。自分をよく見つめてどのような特色があるのかをみつけていくと「その特色=自分らしさ」は、生活を豊かにする方法や仕事をしたいと思った時の指標となります。

   また「役割」についても、多くの方は自分の立ち位置や生きる意味を確かめたい想いから、誰かもしくは社会などに必要とされたいと感じているのではないでしょうか。それを分かり易く、もっと具体化したものが「役割」だと思います。「役割」は、“子”、“姉”、“社会人”、“先生”など環境や仕事、時によって変化していきます。まずは、今の自分の役割に気が付くことから始め、誇りをもつことで今まで一生懸命に生きてきた自分の自信にしていって欲しいと希います。自信は、安心や笑顔につながり、人生を楽しませてくれると私は考えています。

   少しずつ「自分らしさ」に気づき、大切にしながら「役割」を発見・成長させていく場をみなさんと一緒に作っていけたら嬉しいです。ひとつひとつの出会いに感謝しながら進んでいきたいと思います。

 

 

 

    國司(くにし) 真未(まみ)